2012年の野の花の写真
このハンゲショウはは野生のものではなく、植栽物です。でもあまり見かけない植物で、しかも面白いものですのでここに載せておきます。
ハンゲショウは野生のものもありますが、近年かなり少なくなっているという事です。
ハンゲショウは「半化粧」ではなく、夏至から11日目頃の「半夏生」の日あたりに見頃になるのでそう呼ぶのだそうです。しかし、私としては「半化粧」の方が判りやすくていいと思いますね。

ノカンゾウ・ヤブカンゾウは似ているし同じような所に咲きますね。ヤブカンゾウは八重咲きなのでノカンゾウと区別できます。
この花は私の中では真夏のギラギラ太陽と対になっています。かなり暑苦しく感じる花です。

ヒルガオは朝顔やユウガオ・ヨルガオのように栽培される物ではなく、野生で結構どこにもあります。形は朝顔に似ているのですが、何故か朝顔のようにもてはやされる事はありません。
常緑樹の葉の間からちょこんと顔を出したヒルガオです。

ムシトリナデシコはやはり帰化植物です。元は観賞用に入れられたのでしょうね。それが逃げ出して今ではあちこちで見かけます。茎の一部がネバネバしているので、そこで虫をとらえるのだろうと思ったようですが、虫がそこにつかまっているのを見た事はありませんし、食虫植物でもありません。

初夏・北八ヶ岳にて
オサバグサはどこの山にでもある花ではありません。飛び飛びに生息しているようです。八ヶ岳はその一つです。
葉はシダ植物のように切れていて、立ち上げた花茎に数個から十数個の白い花を咲かせます。





