高山に咲くシオガマの類はいくつかあります。ヨツバシオガマはこの嘴のようなとんがりが特徴です。名前の四つ葉は葉が四枚輪生するからです。写真には写っていませんが。


ヤナギランは高山植物というよりも高原の花という感じですね。草地の高原に群生しているところは綺麗です。

ミヤマアズマギクは植栽物のヒナギクに似ていますね。栽培品かと間違えそうですが、れっきとした高山植物です。高山植物らしく、ガレ場・岩場に多いようです。


ミヤマコゴメグサかコバノコゴメグサか、これまた難しい。ただ北アルプスはミヤマコゴメグサが多いということなので、ミヤマコゴメグサにしました。不純な特定の仕方ですみません。


イワシモツケはシモツケの白い花バージョンという感じでしょうか。より高山に咲くようです。
またシモツケソウとシモツケは違います。同じ濃いピンク系の花ですが。

ここから少しセリ科の花が続きます。セリ科の花は種を特定するのが難しいです。特定に至らないものが沢山あります。
このアマニュウもそうです。たぶんアマニュウだろう。・・です。



これまた自信のないセリ科の花。おそらくイブキボウフウだと思います。きれいな球になって咲いていました。


セリ科の花でも、バックにこのように雪のある高山の岩山をバックにすると絵になるものです。これはおそらくミヤマトウキだと思います。

ミヤマウイキョウは高山に育つセリ科の中でも一番背丈の低い植物です。葉は地面に這い、花茎も高くて30cm程です。葉は針状に裂け、ちょっとコマクサを思わせます。

これはセリ科の花なのはわかるのですが、その場でちゃんと葉など見なかったので、種は特定できません。ちゃんと見ててもセリ科の花は難しいのですから。

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