雪解けの頃、谷川岳の麓で。
残雪のたっぷりと残る一ノ倉沢。この前に立つとその圧倒的な迫力に何時も負けてしまいます。恐怖さへ覚えます。それもそのはず、この岸壁は何百人という人間を呑み込んだ魔の岩壁なのですから。
しかし、怖いだけの一ノ倉沢ではありません。限りなく力強く美しい。
時々、そんな岩壁に会いたくなって、ここまでテクテク歩いてきます。







雪解けの頃、谷川岳の麓で。
谷川岳のロープウエーの乗り口から上へ、車も通れる道を進んでいくと、初めての大きな雪の谷にぶつかる。それがマチガ沢です。木々の間から初めて目にするのだが、一気にテンションが上がる迫力がある。




雪解けの頃、谷川岳の麓で。
谷川岳の下を流れる湯桧曽川。雪解け水が豊富で勢いよく流れていました。その岸の木々は新緑に包まれ、見上げると山の上はまだ雪がたっぷりとありました。一年中で一番いい季節でしょう。

雪解けの頃、谷川岳の麓で。
エンレイソウは、なかなか評価の別れる花ですね。好きだという人もいれば、それほどでもないという人もいる。
三枚の大きな葉の真ん中から独特のエンジ色の花を着けるエンレイソウ。私は好きです。



