クサノオウは春の道端でよく見かけます。植物体全体がかなり大きく茎も太いし、葉も結構大きく、この花を「好きだ」という方はあまりいないようです。でも、花を中心に見るとなかなか堂々とした花です。もうちょっと全体に小さく可愛かったら、もっと人気が出たでしょうに。

今年も会えたね小さなリンドウさん。春に咲く小さなリンドウは秋の大きなリンドウよりも好きです。
桜が終わるとこの花が見られます。桜の下に咲いていると、桜の花びらがフデリンドウの写真を撮る時に邪魔になるのでよく覚えています。

瑞々しく若葉色のこの葉を「美味しそう」と思ってはいけません。猛毒です。トリカブトが横綱なら、ハシリドコロは大関です。食用になるもので似たものはないのですが、この若い葉は美味しそうに見えますのでお気をつけ下さい。とりあえず、知らない草は食べない方が無難です。

タチツボスミレはあまりにもありふれたスミレなので、あまり気にかけませんが、じっくり見ると端正な顔立ちで素敵なスミレです。色合いも淡い青紫で優しいですね。もううちょっと貴重だったら、主役になれたかもしれないのに・・・。






またまた、花ではないのですが・・・・・・。
新緑の季節です。沢山の木々が芽を吹いています。「芽吹き」と、「吹」の字を使うのはなぜなんでしょう。吹きだすようだからでしょうか?そうでしょうね。でも、一気に木々が芽を出す時の勢いが感じられる字ですね。
これはミズキの芽吹きです。名の通りに水々しい色をしています。

