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:: 04風景尾瀬ヶ原

2004年10月23日の秋の尾瀬ヶ原の写真

最後の青
森の父さん


 
 もうそこまで来ている、白い世界。
 最後の深く暗い青が、何処か悲しげでした。
 


別空間
森の父さん


 
 暗い地下世界に、光り輝く別空間が舞い降りたような、
 そんな錯覚にとらわれました。
 


光の奥
森の父さん


 
 それは絵画のように時を止めていました。
 しかし、絵画には無い奥の深さと、広がりを持った世界でした。
 


白霧の下
森の父さん


 
 木々の最後の息が白い霧を生み出しているようでした。
 そして冬眠の冬を待つのです。
 


老唐松
森の父さん


 
 もう何百年ここに立っているのだろう。
 年老いた唐松は枝も葉も少なく、しかし、確然とした威厳を持っていました。
 


芽吹き?
森の父さん


 
 まるで春の芽吹きのような色でした。
 鮮やかな秋の色ではなく、柔らかな春の色でした。
 


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