
あの桃色は何の色だったのだろう。
とても木の色とは思えませんでした。

それは白樺と呼ぶにはあまりにも輝いていました。
光は白を銀色に、黒を闇に見せる魔術師です。

もうそこまで来ている、白い世界。
最後の深く暗い青が、何処か悲しげでした。

暗い地下世界に、光り輝く別空間が舞い降りたような、
そんな錯覚にとらわれました。

それは絵画のように時を止めていました。
しかし、絵画には無い奥の深さと、広がりを持った世界でした。

木々の最後の息が白い霧を生み出しているようでした。
そして冬眠の冬を待つのです。

もう何百年ここに立っているのだろう。
年老いた唐松は枝も葉も少なく、しかし、確然とした威厳を持っていました。

まるで春の芽吹きのような色でした。
鮮やかな秋の色ではなく、柔らかな春の色でした。
2009.01.15

昔の写真を見ていました。懐かしくて涙チョンチョン切れる思いです。これは自分のために載せておこうと思いました。これから、この写真日記には昔のフィルム写真が時々載るでしょう。
もうどこの滝だか覚えていません。ただ、メモに1994年とありました。
水は流れていますが、まわりは氷っています。
カラーのはずですがモノクロのようになっています。

コスモスは野草とはいえませんね。
でも、これは野生状態で咲いていたものです。
華奢なわりには丈夫な花です。美と健康を併せ持っています。
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