季節外れの春の雪の中からマムシグサの角が出ていました。はじめはこのように芽を立てます。

近くでしたが、こちらは雪がありません。表面の模様にはっきりと蝮模様が出ています。

これはマムシグサの一つ、ミミガタテンナンショウ。雪の立つ。

「私たち、雪や霜が無くなるころだから芽を出したのよね。なのにこの雪は何よ!」
その寒さにお怒りの御様子。4月17日に雪が降った珍しい年です。
おそらく、チゴユリやホウチャクソウのような春の小さなユリの仲間のものと思いますが種を特定できません。

これは今年の4月17日の画像です。その日は前夜の雪で低山まで白くなっていました。記憶にないくらい遅い春の雪でした。
場所はかなり違うのですが、同じ日の写真なので一緒に載せておきます。
雪の武甲山と桜

山里の桜と雪

桜と雪と農具小屋

低山の雪と雲

秩父の武甲山は石灰石の山で、年々その山肌は削られていきます。ただここの所の不景気で、セメント会社が採掘をやめるそうです。武甲山はこれからどうなるのでしょう。
秩父の谷を時々SLが走ります。雪の被った武甲山をバックに黒い巨体が迫ってきました。

